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昔私が嵌っていた”英国”のファッション&音楽

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先日、ご夫婦&息子さんで
来店してくれたお客様がありました。

美容院とリラクゼーションのサロンをされていて
”拘り”の空間をお客様に提供したいとの事で
シャンデリアを買いに来られました。

 

ご自身でサロンの一角をDIYして
壁に立体的な“飾り枠”を造り
ペンキを塗るなどしたところに

今回気に入って下さった
19世紀のシャンデリアを
吊るすのだそうです。

その空間に
イメージ・ピッタリなシャンデリアを
いよいよ迎え入れられる時が着て
とても嬉しそうでした。

 

この様に
“拘り”を持ったお客様と話をしていると
いつも”フッ“と気になる事があります。

“どの様にしてこの様になられたのか”の
背景であるとか、

一緒に生活されている家族の方は
”どんな感じなんだろう“って
興味があったりします。

 

そこで、今回、
たまたま息子さんが来てくれてたので
今”何”に興味があるのかを尋ねてみました。

 

そうしたら
丁寧な言葉使いで、

 

”靴職人になりたいです!”
”医療系の靴職人を目指して
ドイツに学びに行く”と言うのです。

 

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実は私も20・21の時に”靴”が大好きで
靴と言う靴の雑誌や書籍に目を通して、

靴の製法やフォルム、革質など
延々、靴を眺めては勉強していました。

当時エルメスが発行した”エルメスの世界”で
職人が手縫いでソールを取り付けている写真に
“しびれた”のを覚えています。
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そんな事があったので
”靴が大好き!“なんて聞いたら、

店に置いてある
ジョンロブ(London)のビスポークのカタログを
見てもらわない訳には行きません。
※ビスポーク(フルオーダー靴)

 

息子さん
”こんなの初めて見る!凄い!”

食い入るように何度も何度も見て、
ホント”靴好き“なのが伝わってきます。

 

カタログを見ながら、
”ストレートチップの
ダービーシューズが好きなんです。”など
いっぱい話してくれます。

 

 

それからは話が更に盛り上がり、

 

私が作った
エルメスのビスポークの履き心地の云々、

ジョンロブの職人が一針一針縫い上げる
手縫いの美しいステッチに惚れて
サドルステッチでBAGを縫う様になった事、

 

靴から話は逸れて、

ロンドンの英国紳士ご用達の店がある
サビルロウ、ジャーミンストリートを何度も往復して
英国紳士の気分になっていた話、

ウインザー公が愛した
ターンブルアッサーの紺ブレの
“ボタン数”について、

英国のメロディアスな様式美のHR・HMが大好きで
ピカデリーサーカスに行った事、
(レコードのコレクターだったりします。)

などなど

 

息子さんの興味をかきたてる?話を
いっぱいしました。

それなりに楽しく聞いてくれたと思います。

 

 

そうしたら、
話を横で聞いていたお母さんが
”好きな事だけをしてきたんだね”っと一言。

 

いつもの”私の好き(熱心)”が
話し方に出ていたんだと思います。

私が出来る事と言ったら
私が“好きなモノ”を通して学んだ事を
“伝えること”ぐらいです。

 

英国、パリを26年通して、

心に響く“綺麗な物”を知っているかどうかで
普段の生活に対する“意識”が
違ってくる事を学びました。

 

 

なので店では、

”大きなお世話”だと思われるかもですが、

私は“生活の質”を上げる物を
生活に入れて欲しいと思っています。

生活に“良い効果”をもたらしてくれるモノに
普段から接して欲しいと思っています。

 

それは高価である必要はありませんが、

時として頑張てでも手に入れないと
ダメなモノだったりします。
(精神的にも金銭的にも)

そんな物を瞬時にジャッジできる感覚を
身に付けて欲しいと思うのです。

 

 

最近、私といると、
生活に無駄が無くなって
シンプルに考える様になったと
言ってくれる方多くなって来ました。

それは物選する時に顕著に現れていて
あれだけモノを選ぶのに
めっちゃ迷っていた方が、

今では瞬時に自分の好きなモノ、
自身を高めてくれるモノを選べる様に
なっています。

 

 

Bravo!

良い感じで“拘りの伝染”が
起こっています。

多くの“拘り屋さん”が
店に集まる様になりました。

”拘り“がどんどん広がって行く予兆があり
楽しみでなりません。